P.K.G. MAGAZINE | パッケージを考える

COLUMN

「パケ買い」と韓国コスメ

2020.03.14

一度はパッケージ買い、いわゆる“パケ買い”を経験したことがあるという人は多いのではないでしょうか?
「可愛い!」や「美味しそう!」と思って買うことはあっても、「なんだこれ!?」という衝撃を受けて、思わず手に取ってしまう商品は意外に少ないのではないかと思います。私は旅先で下記の商品を、日本語表記もなく、多分フェイスマスクだろうという感覚のみで、パッケージの奇妙さとインパクトに惹かれ、気づけば買っていました。

これは韓国のコスメブランド「Dr. Jart+」のモデリングマスク「Shake & Shot」といって、自分で顔に塗ってマスクを形成するフェイスマスクです。
「Dr.Jart+」というブランドは、皮膚の専門医や専門家によって作られた韓国のドクターズコスメだそうです。
目を瞑ったリアルな顔が型取られたフタに、棒状のものが突き刺さっているというなんともシュールなパッケージ。それに加えて色がポップ。どうやらこの顔は美容成分を吸っていることを表現しているようです。

中身はどうなっているかというと、ブースターの1液と一般的な美容液よりも高い効果が得られるとされている、日本ではあまり馴染みのない「アンプル」の2液が入っています。そして気になる棒の正体は、顔に塗るためのスパチュラでした。

韓国コスメは美容効果の高さに加え、パッケージが可愛く斬新なデザインが多いことも人気の理由です。
下記の商品は、「TONYMOLY」のジェルアイライナーです。羽ペンとインクのボトルを模したブラシと容器が一体型になっています。

羽ペン型ブラシも2種類ついており、選ぶ楽しさもあります。ただ斬新で可愛いだけでなく、カラーバリエーションが豊富で、それでいて容器としての機能が高いものも多く見られます。

見たことのない驚きと発見した喜び、選ぶ楽しさや所有する満足感など、魅力的なパッケージは、言語が通じなくても国境を越えあらゆる人々の心を豊かにするコミュニケーションツールの一つではないでしょうか。
日本コスメの繊細で美しいデザインも魅力的ですが、たまには大胆で斬新な韓国コスメのパッケージデザインに注目してみるのも新たな発見があり、面白いと感じました。

P.K.G.Tokyo 竹添麻鈴

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