P.K.G. MAGAZINE | パッケージを考える

REPORT

感じるパッケージデザイン展 in 京都

2018.10.10

京都で行われている日本パッケージデザイン協会(JPDA)主催、
『感じるパッケージデザイン展』に行ってきました。

こちらの展覧会は、JPDA会員100人がパッケージデザインの新たな表現を探求することを目的としており、
今回が第2回目の開催となります。今年のテーマは、「言葉はなくても伝わる」。

会場は地下鉄烏丸御池駅から歩いてすぐの、しまだいギャラリー。
外観からとっても京都らしい、味わい深いギャラリーです。


赤い暖簾が、遠くからでもとても目を惹きます。

中に入ると、来場者は皆食い入るようにして作品を見ている様子。

弊社からも5名が出品しており、会場の方からもお声がけ頂きました。






写真越しからも伝わるもの、ありますか?
通常のパッケージデザインでは扱わない素材やアイデアが存分に用いられており、
どの作品も工夫がこらされており、ハッとさせられるものばかりでした。

京都展の会期は、10月4日(土)~11日(木)まで。
12月には、渋谷ヒカリエにて東京展も開催される予定です。
P.K.G.Magazineでも取り上げますので、
お近くの方は是非足を運んで見てください。

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感じるパッケージデザイン展 京都展
会期:2018年10月4日(土)~11日(木)
会場:しまだいギャラリー東館
感じるパッケージデザイン展 東京展
会期:2018年12月18日(火)~30日(日)
会場:渋谷ヒカリエ8/CUBE
特設サイト:http://www.jpda.or.jp/kanjiru-package/

P.K.G. Tokyo:横田 藍

REPORT

新スキンケア商品「ALAVITA」のプレス発表会へ行ってきました。

2018.09.28

アラブ首長国連邦に本社を置く製薬企業ネオファーマージャパン株式会社が研究を進めてきた天然のアミノ酸「5-ALA」を配合したスキンケア商品。「5-ALA」は細胞のエネルギー源となる天然アミノ酸の一種で肥料や健康食品などに利用され、医療現場ではがん治療でも利用されているとのこと。今回のスキンケア商品にはその「5-ALA」がふんだんに使用されたスキンケア商品。

弊社は立ち上げ時よりネオファーマジャパンのクリエイティブパートナーとして、ALAVITAブランドのフィロソフィーおよびプロダクトデザイン、そしてキービジュアルの開発に携わりました。
デザイン開発の核心に迫るストーリーについては10月末の発売に合わせ、また別の記事で上げさせていただきます。

”大人のホリスティックスキンケア”というテーマ。全てに「5-ALA」が配合されているだけではなく、「5-ALA」を肥料として育てられたダイズ種子エキスやハトムギ種子エキスなども配合されています。
また、ゼラニウムやユーカリ、マンダリンオレンジなど100%天然精油が使用され、手にクリームをのせると、スーっと伸びてふわっと香ります。


会場では、ALAVITAを思わせる青い世界で、頂いたスイーツやドリンクまでもきれいなALAVITAブルーでした。

発売は今年の秋。
ぜひお手にとってみてください。

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● HP
https://alavita-cosmetics.com/

● 発売予定
発売は2018年10月26日

● 商品情報
アラヴィータ クレンジングジェル
150g 4,500円
アラヴィータ クレイウォッシュ
120g 3,800円
アラヴィータ ブースターデュオ
50ml 10,000円
アラヴィータ ヴァイタルローション
150ml 5,800円
アラヴィータ ヴァイタルクリーム
30g 12,000円

P.K.G.Tokyo : 横田栞

REPORT

takeo paper show 2018 「precision」

2018.06.13

2018年6月1日(金)~3日(土)までスパイラルホールにて開催された
takeo paper show 2018 「precision」に行ってきました。

竹尾ペーパーショウの開催は今年が4年ぶり48回目。
私は今回が初めてのペーパーショウだったので、ワクワクしながらいざ青山へ!

会期中のスパイラルの外観はこんな感じ。


タイトルの「precision」とは精度のこと。紙の多様な性能を再検証した、新たな「精度」をもつ未来のファインペーパーの提案、というのが今回の展示のテーマでした。

会場内では、分野・年代の異なる様々なクリエイターたちによる実験の過程が、
1作品1テーブルごとに並べられていて、来場した人たちはみな食い入るようにして見ていました。

来場者は特に若い女性が多く、お子さん連れで来ている方や学生が友達同士で議論しながら、といった光景もありました。
デジタルが主流の時代においても、紙への関心はまだまだ高いのだなと感じます。

糸のように編まれたものや不思議にうごめくものなど、
「これは本当に紙なんだろうか?」と思うような不思議な作品もあり、
じっくり見ていても飽きないものばかりでした。

そして出口で来場者に配られたものがこちら。

なんと竹尾のファインペーパーの詰め合わせ!
何色か種類があり、好きなものが選べます。


会場の外では他にも、
アラベール、レザック、クロマティコといったお馴染みのものや、
竹尾の新商品や開発中の紙のサンプルなどを、
お一人様3種まで、自由にちぎって持ち帰ることが出来ました。
紙を自由にびりびりとちぎるなんて、何年ぶりの体験でしょうか。


このようにバッグが透明なため、来場者が自由に選んでちぎった紙が、
それぞれ違った柄になり、世界にひとつだけのバッグへと変身するという、
紙ならではの表情が見られるとても良いお土産でした。

また、1Fでは日本民芸画家の柚木沙弥郎さんの展示もやっており、
一度に二度美味しい展示会となっていました。

展示もお土産も盛りだくさんな今年の竹尾ペーパーショウ。
秋には大阪でも開催予定がありますので、お近くの方は足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

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takeo paper show 2018 「precision」 大阪展
会期:2018年10月5日(金)~7日(日)
会場:グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル イベントラボ
特設サイト:http://www.takeopapershow.com/

P.K.G. Tokyo:横田 藍

REPORT

富山美術館にて開催されている「デザインあ展」に行ってきました!

2018.05.15

2018年3月21日(祝・水)~5月20日(日)まで
富山美術館にて開催されている「デザインあ展」に行ってきました!
私は2012年の六本木21_21 DESIGN SIGHTでのデザインあ展にも行ったので
どんな違いがあるか、また新しい富山美術館も楽しみに向かいました。

新しい富山美術館の外観、とてもきれいです!

さっそく中へ、
富山美術館でのデザインあ展は大きく分けて3つの部屋がありました。
A.観察の部屋
B.体感の部屋
C.概念の部屋

まず、A.観察の部屋にて

「抽象度のオブジェ」
いつも見慣れているマークになるまでのオブジェ。

「アン・ドゥ・トロワ」
これ、何をしている動作かわかりますか?

正解は卵を割っている姿。
これを見ながら、同じ動作をしてもわかりませんでしたが
近くにいた子供たちが「卵割ってるー!」なんてバシバシ正解を出していました。
さすが、子供は頭が柔らかいなあ!と思います。

「目には『め』を歯には『は』を」
この写真、実はよーく見ると

目には「め」を耳には「みみ」になっている!!

続いて、B.体感の部屋。

「『あ』のテーマ」
360°壁一面に映像が流されていて、動く「あ」を追っていると
気づいたら自分がくるくると回っていることに…。

最後の、C.概念の部屋。

「ト~~イレ」
ずっと向こう側まで続く、なが~~い猫ちゃん。かわいい。

「しくみ寿司」
普通の回転寿司をアレンジした映像作品。
私は偶然寿司が一番好きです。

今回のデザインあ展も子供連れが多く、
展示を見るたびに子供達が「あ!こういうことだ!」と発見の多い展示でした。
普段の生活にありふれているマークや空間も、
視点を変えると「あ」と驚かされる面白さを
今回の展示で改めて感じます。

ちょっと視点を変えてモノを見ると面白いものが生まれる。
世の中のモノの見え方がちょっぴり変わりそうな予感です。

子供でも大人でも楽しめる展示なので
東京の展示でも是非足を運んでみてください!

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● 2018年3月21日(祝・水)~5月20日(日)まで
富山美術館
● 2018年7月19日(木)~10月18日(木)まで
日本科学未来館
● 公式ページ(http://www.design-ah-exhibition.jp/

P.K.G. Tokyo:横田 栞

REPORT

ファベックス2018へ行ってきました。

2018.05.02
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2018年4月11日(水)~13日(金)に東京ビッグサイトで行われたファベックス2018に行ってきました。

どうやらパッケージデザインの会社がファベックスに参加するのは珍しいことらしく、来場者登録でも業種一覧にデザインの項目はありません。しかし、食品業界全体の熱を肌で感じられるまたとない機会。私たちも市場調査を目的に、会場に足を運んできました。

会場は食品メーカーから機材メーカー、大手中小・国内海外問わず、食品にまつわるあらゆる企業が1,000社ほど出展しており、まさに食品業界の総見本市といった様子でした。今年の来場者数は三日間で合計78,011人となっており、その参加者の多さから見ても、参加企業にとって大きな営業活動の場となっていることが伺えます。私たちが伺った時にも、試食や雑談をしながらその場で商談する様子を多く見かけました。

会場はさながらお祭りのような雰囲気で、ブース設計に力を入れている企業も多くみられます。私もいくつかの企業でお話を伺ったのですが、頂いた名刺を見てみるとマネージャーや部長、代表といった肩書きをお持ちの方もちらほら。このことからも参加企業は、非常に高いモチベーションでファベックスに臨んでいるのだなと感じました。

来年度開催のファベックス2019は、2019年4月17日(水)~19日(金)で開催予定とのことですので、次回も是非参加したいと思います。

P.K.G.Tokyo:横田 藍

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