世界の暮らしに息づくパッケージデザイン/ドイツ

パッケージデザインは私たちの暮らしに深く関わり、日常のあらゆる場所で目にする、とても身近な存在です。
世界には、その土地の文化や価値観、ライフスタイルを映し出す魅力的なパッケージデザインが数多く存在します。本シリーズでは、そんな世界のパッケージデザインを深掘りしていきます。
今回ご紹介するのは「ドイツ」。国内に2,000店舗以上を展開するドラッグストア・スーパーマーケットチェーン「dm(ディーエム)」です。
日用品や医薬品はもちろん、オーガニック食品や化粧品、衣料品まで幅広い商品を取り扱っており、高品質で手頃な価格のプライベートブランド「Balea(バレア)」をはじめ、多彩なオリジナルブランドでも高い人気を集めています。
krombacher /ビール/ 500ml /1€ (約180円)
創業1803年、ドイツで高いシェアを誇る老舗ビールブランドです。
クロンバッハ渓谷から湧き出る天然の軟水を使用し、世界最古の食品法といわれる「ビール純粋令」に基づき、原料は麦芽・ホップ・水・酵母のみ。雑味やクセが少なく、すっきりとした飲みやすい味わいが特徴です。
パッケージは、マットな白い缶にブランドロゴを大きく配置したシンプルなデザインが印象的。余計な装飾を省いたデザインだからこそ、品質への自信やブランドの存在感が際立っています。
また、ドイツでは飲料容器にデポジット(預かり金)制度が導入されており、飲み終えた缶やボトルを専用の回収機へ持ち込むと、返却証明のレシートが発行され、預かり金が返金される仕組みです。環境への配慮が日常生活に根付いていることも、興味深いポイントだと感じました。
kneipp/入浴剤/60g/1€(約180円)
日本でもおなじみのドイツの老舗入浴剤ブランド「クナイプ」。ハーブ先進国として知られるドイツでは、幅広いラインアップと手頃な価格で展開されています。ドイツでは軽い体調不良を感じた際に、まずはハーブティーを飲んで様子を見るなど、ハーブが日常生活に自然と溶け込んでいます。
パッケージは、植物のイラストや色彩によって香りや効能を直感的に伝えるデザインが特徴です。また、裏面にはヴィーガン認証マークをはじめ、環境への取り組みや企業姿勢が分かりやすく表示されており、サステナビリティへの意識の高さが感じられます。
商品の魅力だけでなく、企業の価値観までパッケージを通して伝えようとする姿勢は、ドイツらしいデザインアプローチだと感じました。

dm Balea/ハンドクリーム_速乾性/100g/€0.95(約173円)
dmのプライベートブランド「Balea(バレア)」。
今回ご紹介するのは、効能ごとに展開されるハンドクリームシリーズの中でも、「速乾性」や「ベタつきにくさ」を訴求した商品のパッケージです。カラーやシズル表現、アイコンの使い方など、細部にも日本との表現の違いが見られ、興味深く感じました。
Baleaはスキンケアだけでなく、ヘアケアやボディケア、食品など幅広いカテゴリーを展開しており、その商品数は約600種類にも及びます。統一感のあるブランド設計と、豊富なラインアップを両立している点も魅力の一つです。
環境先進国として知られるドイツでは、パッケージデザインにもサステナビリティや機能性への考え方が色濃く反映されていました。
デザインは単に商品を美しく見せるだけではなく、その国の文化や価値観、
暮らし方を映し出すものだと改めて感じます。
今後もさまざまな国のパッケージデザインを取り上げ、
それぞれの魅力や特徴を探っていきたいと思います。
P .K .G .Tokyo 大西あゆみ








会場ではブランドの造形の根幹にある「折り構造」に焦点を当て洋服が出来るまでを多角的に展示しています。 また、折りたたまれた布の一端を持ち上げると回転しながら立ち上がり、 衣服としてかたちとなる時の“折りの動き”を視覚化して見ることができます。
会場の奥に小さなかわいいトルソーがあり洋服を着せる体験ができました。 平面の正方形の端を持ち上げると回転しながら立体になり肩掛けのワンピースになります。 またそれを元通りの正方形におりたたむことができます。 不思議で何度も布を持ち上げたりたたんだりを繰り返してしまいます。
この構造は、立体折り紙の第一人者である筑波大学教授 三谷純さんの球体の立体作品を参考に 三谷さんの協力もと、平面に折りたためる折り構造を模索し作られています。 沢山の立体構造が並ぶなか三谷さんの球体立体模型も見ることができました。(写真左)
三谷さんの著書「ふしぎな 球体・立体折り紙」「立体ふしぎ折り紙」から 私もいくつか立体折り紙を作ってみました。 折り線をしっかりと入れ、山折りと谷折りを繰り返すことで一枚の紙から綺麗な立体折り紙が出来ます! 本の中で『立体物を紙のまん中に置き包んで、はみ出た部分を外に折り出すように折る。この外に出た部分が羽のようにも見え、複数の羽が美しい造形の一部となる。』と書かれているように、 紙で立体を作るからこそ出てしまう“はみ出した余分な部分”が折り重なり その折りが立体物を包みこむことで装飾された美しいかたちとなる。 それは紙の特徴を活かした新しく美しいかたちだと気づかされます。
かたちの特徴に合わせて紙素材を選んでみるのも楽しいです。
「休み方改革」
「新しい出会いにかかる橋」
「攻めと守りの両立」
「
「ワクワクを探しに行く」
「デザインを言語化する」
「枠を超えていく。」
「デザイン探検隊」
「異世界の扉」
「デザイン価値を表にする」
「新しいつながりを求めて」
「1年の学びを形にする」








