P.K.G. MAGAZINE | パッケージを考える

REPORT

SORACHI 1984 発売記念イベント

2019.04.19

サッポロビールが新商品発売を記念して、4月8日~9日、恵比寿ガーデンプレイスにて特別イベント「SORACHI 1984 INNOVATIVE BEER GARDEN」を開催。「世界を変える」をテーマに、未来を切り拓くものづくりに取り組んでいる企業とコラボレーションし、会場を作り上げていました。

SORACHI 1984 とは 
『Innovative Brewer SORACHI 1984』は2019年4月9日にサッポロビールから発売された、「ソラチエース」を100%使用したビールです。ソラチエースは1984年に北海道で生まれ、「伝説のホップ」とも呼ばれています。


「伝説のホップってどういうことだろう?」「何か他のビールと違うのかな?」
…そんな疑問が聞こえてきそうです。さあ会場に行ってみましょう。

イベントレポート


イベントメインビジュアルがこんな感じにどーんとお出迎え。


ビールファンの皆様からのアツいメッセージがこんなに…!
それだけ期待の高い商品ということがうかがえます。

1日目は雨風が強くあいにくのお天気だったのですが、会場は人で賑わっていました。
2日目は風はあったものの、爽やかな陽気でした。幟旗がいい感じになびいてます。


今回主役のSORACHI 1984。
味は口当たりが柔らかく、香り高い。ヒノキのような香りがしました。苦味は爽やかでスッと抜けていき、ほのかに甘い後味がします。味が個性的なので好みは分かれると思います。ビールのキレや苦味の強さが苦手…という人にはぴったりだと思います。私はすぐに酔ってしまうので、ほんのちょっぴりだけいただくつもりだったのですが…。美味しくて思いの外たくさん飲んでしまいました…笑。


また、ビールと共に「大豆原料おつまみプレートセット」が提供されました。見た目もおしゃれですよね~。こちらもとても美味しかったです…!ハンバーガーは大豆原料というのが信じられないくらい、しっかりとお肉っぽさを感じました。

ちなみにプレートのお皿の形も凝っていて、リサイクルプラスチックを活用したものや、石灰石を主原料とする新素材を使用していました。世間でも紙のストローの普及などエコへの機運が高まっていますね。パッケージもエコを意識していかねば…!と思いました。



ロボット…?パワードスーツ…?!イノベーション…。

会場ではドキュメンタリームービー「このビールは、世界を変えるかもしれない。」が上映されました。ソラチエースにかける作り手たちの情熱が詰まったドラマチックなムービーに仕上がっています。このムービーを見れば、ソラチエースがなぜ伝説のホップと呼ばれているのかわかりますよ。気になった方は是非チェックしてみて下さい。
http://www.sapporobeer.jp/innovativebrewer/SORACHI1984/STORY/

SORACHI 1984 、飲んでみたくなりましたか?
P.K.G.Tokyoがパッケージデザインに携わらせていただいております。
是非お手にとって、実際にソラチエースを味わっていただきたいです。

Innovative Brewer SORACHI1984 (イノベーティブブリュワー ソラチイチキュウハチヨン)
■発売日:2019年4月9日
■発売地域:全国
■価格:350mL缶 / 250円(参考小売価格 ※消費税抜き)
■原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ
※ソラチエースホップ100%使用(米国産使用、上富良野産一部使用)
■アルコール分:5.5%

P.K.G.Tokyo:佐藤 光

REPORT

takeo paper show 2018 「precision」

2018.06.13

2018年6月1日(金)~3日(土)までスパイラルホールにて開催された
takeo paper show 2018 「precision」に行ってきました。

竹尾ペーパーショウの開催は今年が4年ぶり48回目。
私は今回が初めてのペーパーショウだったので、ワクワクしながらいざ青山へ!

会期中のスパイラルの外観はこんな感じ。


タイトルの「precision」とは精度のこと。紙の多様な性能を再検証した、新たな「精度」をもつ未来のファインペーパーの提案、というのが今回の展示のテーマでした。

会場内では、分野・年代の異なる様々なクリエイターたちによる実験の過程が、
1作品1テーブルごとに並べられていて、来場した人たちはみな食い入るようにして見ていました。

来場者は特に若い女性が多く、お子さん連れで来ている方や学生が友達同士で議論しながら、といった光景もありました。
デジタルが主流の時代においても、紙への関心はまだまだ高いのだなと感じます。

糸のように編まれたものや不思議にうごめくものなど、
「これは本当に紙なんだろうか?」と思うような不思議な作品もあり、
じっくり見ていても飽きないものばかりでした。

そして出口で来場者に配られたものがこちら。

なんと竹尾のファインペーパーの詰め合わせ!
何色か種類があり、好きなものが選べます。


会場の外では他にも、
アラベール、レザック、クロマティコといったお馴染みのものや、
竹尾の新商品や開発中の紙のサンプルなどを、
お一人様3種まで、自由にちぎって持ち帰ることが出来ました。
紙を自由にびりびりとちぎるなんて、何年ぶりの体験でしょうか。


このようにバッグが透明なため、来場者が自由に選んでちぎった紙が、
それぞれ違った柄になり、世界にひとつだけのバッグへと変身するという、
紙ならではの表情が見られるとても良いお土産でした。

また、1Fでは日本民芸画家の柚木沙弥郎さんの展示もやっており、
一度に二度美味しい展示会となっていました。

展示もお土産も盛りだくさんな今年の竹尾ペーパーショウ。
秋には大阪でも開催予定がありますので、お近くの方は足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

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takeo paper show 2018 「precision」 大阪展
会期:2018年10月5日(金)~7日(日)
会場:グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル イベントラボ
特設サイト:http://www.takeopapershow.com/

P.K.G. Tokyo:横田 藍

REPORT

富山美術館にて開催されている「デザインあ展」に行ってきました!

2018.05.15

2018年3月21日(祝・水)~5月20日(日)まで
富山美術館にて開催されている「デザインあ展」に行ってきました!
私は2012年の六本木21_21 DESIGN SIGHTでのデザインあ展にも行ったので
どんな違いがあるか、また新しい富山美術館も楽しみに向かいました。

新しい富山美術館の外観、とてもきれいです!

さっそく中へ、
富山美術館でのデザインあ展は大きく分けて3つの部屋がありました。
A.観察の部屋
B.体感の部屋
C.概念の部屋

まず、A.観察の部屋にて

「抽象度のオブジェ」
いつも見慣れているマークになるまでのオブジェ。

「アン・ドゥ・トロワ」
これ、何をしている動作かわかりますか?

正解は卵を割っている姿。
これを見ながら、同じ動作をしてもわかりませんでしたが
近くにいた子供たちが「卵割ってるー!」なんてバシバシ正解を出していました。
さすが、子供は頭が柔らかいなあ!と思います。

「目には『め』を歯には『は』を」
この写真、実はよーく見ると

目には「め」を耳には「みみ」になっている!!

続いて、B.体感の部屋。

「『あ』のテーマ」
360°壁一面に映像が流されていて、動く「あ」を追っていると
気づいたら自分がくるくると回っていることに…。

最後の、C.概念の部屋。

「ト~~イレ」
ずっと向こう側まで続く、なが~~い猫ちゃん。かわいい。

「しくみ寿司」
普通の回転寿司をアレンジした映像作品。
私は偶然寿司が一番好きです。

今回のデザインあ展も子供連れが多く、
展示を見るたびに子供達が「あ!こういうことだ!」と発見の多い展示でした。
普段の生活にありふれているマークや空間も、
視点を変えると「あ」と驚かされる面白さを
今回の展示で改めて感じます。

ちょっと視点を変えてモノを見ると面白いものが生まれる。
世の中のモノの見え方がちょっぴり変わりそうな予感です。

子供でも大人でも楽しめる展示なので
東京の展示でも是非足を運んでみてください!

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● 2018年3月21日(祝・水)~5月20日(日)まで
富山美術館
● 2018年7月19日(木)~10月18日(木)まで
日本科学未来館
● 公式ページ(http://www.design-ah-exhibition.jp/

P.K.G. Tokyo:横田 栞

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